滑空機教育証明・事業用受験準備講習会(2018年度第2回)開催のご案内

2018年度第2回教育証明・事業用受験準備講習会を下記の要領で開催いたします。

滑空機(上級)教育証明または事業用免許取得を目指す方のための受験準備講座で、別紙の上級資格学科講習プログラムに記載の科目別講習会の一環となります。

単に実地試験に合格するだけでなく、免許取得後に実務に応用できる知識を身につけることを目標としています。これまでも事業用・教育証明受験者だけでなく、教育証明保持者や練習生の方もご参加いただいています。

航空力学の理解が浅いと、失速・スピンに遭遇した時に正しい認識と回復操作を行えずに、アクシデントを誘発するリスクが高くなる他、普段のフライトでの通常操作も正しく効率的に行えません。知識を実フライトに結び付け、根拠のある操縦を行うためには、工学を正しく理解しておく必要があります。

受講希望の方は、添付申込書に必要事項を記入して、公益社団法人日本グライダークラブまでお申し込み下さい。尚、申込書には、参加希望科目及び受験予定、板倉クラブハウスの夜間施設利用の有無を明記してください。

1.日時 第2回 「工学」

2019年1月12日(土) 10:00~17:30

力学の基本理論、航空力学の基礎、失速とスピン、翼と翼型、機体の安定性・操縦性、旋回、荷重と運動包囲線図、計器、機体の性能等、事業用レベルの知識のインプットを行います。

2019年1月13日(日) 10:00~17:30

実技訓練で検証すべき知識、実地試験口頭試試験演習(最近の出題傾向と回答方法のアドバイス)、文系の人への工学の教え方などのアウトプット演習を行います。

2.場所 公益社団法人日本グライダークラブ板倉滑空場 教室

〒374-0101 群馬県邑楽郡板倉町除川1286   TEL/FAX0276-77-0830 http://www.glider.jp/

3.講師 公益社団法人日本グライダークラブ インストラクター 櫻井玲子
4.参加費 一般:一科目(一日)        9,000円
JSC会員・ジュニア(25歳以下):一科目(一日) 6,000円
JSCスタッフ:           無料
※事前にお振り込みいただきます。 当日お弁当注文可能です
5.申込及び連絡先 公益社団法人日本グライダークラブ

こちらの申込フォームリンクからお申し込みください

上記の申込フォームから申請が出来ない場合はこちらのWordの申込書を以下に送付ください(教証受験準備講習会申込書(2018年度第2回).docx)

TEL/FAX:03-3591-7728   問い合わせ先リンク

6.対象 保有資格に関係なく、どなたでも参加できます
7.定員 20名(申し込み多数の場合、受験予定が近々にある方を優先します)
8.申込締切 2019年1月6日(日)
9. 教材 当日配布します。

JSC上級資格学科講習計画(案内用)20181201.pdf

以上

 

2018年度 EMFTコース4(スピン特化)講習会 (実地訓練)開催報告

2018年度 EMFTコース4(スピン特化)(実地訓練)が11/23-24の二日間にわたって開催されました。天気にも恵まれ参加者のフライトを完了できました。参加者は以下の通りです

11/23  4名(内外部1名、日本グライダークラブ3名)4回
11/24  4名(内外部3名、日本グライダークラブ1名)5回

10:00から講習は始まり、午前中に座学を行い、前提となる知識を得た上で、昼からフライトを開始しました。
16:00過ぎ、日没前までフライトが続き、フライト後は撤収作業をクラブメンバーにサポートいただき、講習会参加者はフライト後の気づきのディスカッション、気づきを得た上でのフォローアップの座学とディスカッションが19:00すぎまで行われました。
昨年度2回、今年度も関宿開催、板倉開催分と継続的に参加している熱心な参加者の方もいらっしゃいました。毎年継続的に実施している講師自身にも講習会実施後の気づきがあり、講習内容は年々バージョンアップを続けています。講習会参加者には様々な気づきがありました。

・常に勉強が必要だと思いました。もう一度勉強し直そうと思いました(60代インストラクター)
・スピンで真下を向いた時に真下を見てしまうと視野が狭まって怖いことが分かった。少し目線をあげて対応すると姿勢を理解できることが分かった。複数回実施できて認識が明確に出来ました。(40代ライセンサー)
・これから教えることをはじめるので、知識に基づいた操縦を教えられるようになりたいと思いました。(20代インストラクター)

2018年世界選手権参加支援事業報告会 開催報告

曇天に恵まれ、セミナー日和となった11/4(日)午後、都内にて日本グライダークラブ2018年世界選手権参加支援事業報告会が開催されました。クラブ員14名、一般10名の計24名の方に参加いただきました(支援者20名、一般4名)。8名のスタッフ(スピーカー6名、受付撮影スタッフ2名)が対応しました。

当日のアジェンダと資料はこちらになります

13:15 – 開会挨拶 日本グライダークラブ

理事長 吉田 正

13:20 – 14:50 グライダー世界選手権参加報告 TEAM MARU

パイロット  丸山 毅

15:00 – 15:10 TEAM MARU の歩み TEAM MARUリーダー

赤石京子

15:10 – 15:50 世界選手権クルーレポート 市岡

世界選手権クルーレポート 吉岡

TEAM MARU クルー

吉岡 利典 市岡 拓也

16:00 – 16:50 グライダーアクロ世界選手権参加報告
アクロパイロットを目指すには?
日本グライダークラブ

酒井 隆

16:50 – 17:20 グライダーアクロ世界選手権
オフィシャルジャッジからのレポート
日本グライダークラブ

鐘尾みや子

 

4時間に及ぶ報告会は17:20に終了し、終了後は懇親会に場を移して引き続き27名が参加し、熱いトークが繰り広げられました。

今回はご支援ありがとうございました。

来年度以降もこの事業は継続します。引き続きご支援のほどよろしくお願いします。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA