2026年グライダー世界選手権参加支援事業のための募集特定寄付金についてのお願い
2026年04月02日
各位
公益社団法人日本グライダークラブ
理事長 稲垣 政文
2026年夏にポーランドで開催される第40回グライダー世界選手権に当クラブ会員の丸山毅氏が、公益社団法人日本滑空協会の推薦を受けて日本代表選手として参加します。詳細につきましては別紙をご覧ください。
世界選手権に日本代表選手が参加することは、グライダーというスポーツの普及、発展のためには大変意義のあることです。しかし、世界選手権へ選手として出場するには、別紙にもありますように事前練習を含めて多額の費用がかかり、費用のすべてを個人で負担するのはかなり厳しいものがあります。
そこで、公益社団法人である当クラブでは、世界選手権参加支援事業として、上記会員の世界選手権参加について、広く皆様からのご寄付を募り、世界選手権への選手参加の費用の一部として使用させていただきたいと考えております。
秋頃に報告会を開催予定です(会場とオンラインのハイブリッド予定)。
ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
なお、当クラブは公益社団法人の税額控除対象法人の認定を受けており、ご寄付には税の減免処置が適用されます。税額控除の場合、確定申告を実施することで年間の寄付額から2,000円を除いた額の40%の税額控除を受ける事が可能です。
※算出時の年間の寄付金額は「同年の総所得金額等の40%」を限度額とする。
※税額控除額は「その年の所得税額の25%」を限度額とする。
2026年04月02日
各位
公益社団法人日本グライダークラブ
理事長 稲垣 政文
2026年度(令和8年度)募集特定寄付金の募集に関わる募金目論見書
2026年グライダー世界選手権参加支援事業のための募集特定寄付金についてのお願い
寄付金等取扱規程第3条、第7条に基づく募集特定寄付金について、令和8年度の募集種類及び目論見書内容は概要以下のとおりとする。
記1
- 募集名称: 2026年第40回グライダー世界選手権参加支援事業に関わる寄付金の募集
- 募集総額: 3,000,000円
- 募集期間: 2026年4月02日(木)から2026年6月30日(火)までとする
- 募集対象: 本事業に賛同する個人、法人、法人でない団体
- 募集理由: 世界大会への選手・チーム・クルーとしての積極的な参加・協力のため
- 資金使途: 受け入れた寄付金は全額2026年第40回グライダー世界選手権参加支援費用とする
- 振込口座: みずほ銀行 新橋支店 (普) 1027085 (社)日本グライダークラブ
- 申込方法: 下記フォームに所定の事項をご記入の上、お振り込みください(クラブ員は引落可)。
「2026年第40回グライダー世界選手権参加支援事業募集特定寄付金申込フォーム」
リンク先 https://forms.gle/6uj5veVXVoWmW3Rz9
- 寄付者氏名の公表等: 当法人のホームページに団体名、法人名(氏名)、個人名、及び金額を掲載する (匿名希望の場合は、その旨の申し出を受ける)
- 大会ホームページ: https://wgc2026.eu/
- 添付資料: (別紙1)丸山毅選手(TEAM MARU)紹介 TEAMMARUの挑戦2026
以上
(別紙1)
目標は世界のトップ10入り!
50代パイロット「丸山 毅」がグライダー世界選手権に再び挑戦します!
TEAM MARU リーダー 赤石京子
TEXT:河村 大(TEAM MARU広報)

丸山のキャリアとTEAM MARU
みなさんこんにちは。私たちは TEAM MARU(チームマル)と申します。グライダー世界選手権に参戦するパイロット 丸山 毅(まるやまたけし)をサポートするために2013年から活動しているチームです。
丸山 毅 は グライダー歴36年、総飛行時間約4,100時間、総クロスカントリー距離17万km のベテランです。サラリーマン生活を続ける傍ら日本代表として活躍し、グライダー(公社)日本滑空協会の理事、国際滑空委員会の日本副代表委員などを務め、所属する日本グライダークラブでも理事やチーフインストラクターを務める、パラレルキャリアの55歳です。
グライダー世界選手権への出場は1999年の第26回ドイツ大会から。その後2008年の第30回ドイツ大会、2014年の第33回ポーランド大会、2018年第35回チェコ大会、2022年第37回ハンガリー大会に出場、27位という最高成績を残しています。また、ヨーロッパ選手権にも5度出場し、最高位は19位相当。そのほかポーランド、ハンガリー、チェコ共和国、ドイツといった国々のナショナル大会・地方大会にも出場し、優勝も経験しています。
チームのメンバーは4名。大会中地上でサポートを行うグランドクルーを中心に、ボランティアで集まった集団です。チームビジョン(野望)は「グライダーをもっと多くの人に知ってもらい、楽しんでもらいたい!」ということ。チームとして「勝利」「普及」「育成」というトリプルミッションを掲げ、具体的には以下のような目標を持って活動しています。
・「勝利」 世界のトップ10入り
・「普及」 グライダー認知アップ!
・「育成」 若手を世界へ!
グライディングのガラパゴス化から脱却したい!
日本ではグライダーはまだまだマイナーなスポーツです。海外との交流も限られ、世界の現場で日々進化を続けているフライトメソッドや新しい操縦教育方法が積極的に導入されることもありません。全日本クラスの競技会すら行われなくなって久しく、最前線で切磋琢磨されるべき「スポーツ」としての技術的アップデートが行われていません。有り体に言えば「ガラパゴス化」が進んでいるのです。
丸山はこの状況に警鐘を鳴らしています。
インターネットの登場で世界との距離は縮まっているはずなのに、ことソアリング技術の「学び」という観点から見ると、日本と世界の精神的な距離はむしろ増えているように感じます。もちろん、新しいものを取り入れようとすれば古い理論や価値観を変えなければならず、その作業にはかなりの覚悟と労力を必要とします。実際のところ、新しい知見や「学び」を外に求めないほうが楽に過ごすことができるのです。
でも世界は待っていてはくれません。ヨーロッパでは新しいフライトメソッドがどんどん標準化されていますし、教育方法も変わってきています。私たちがこのまま日本という島国の中だけで完結してしまっていては、世界との距離が広がっていることにすら気付けなくなってしまうでしょう。
ブーカの空と今求められるスキル
世界は VUCA(ブーカ)の時代になった、と言われて久しいです。これはVolatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つのキーワードの頭文字から作られた言葉ですが、現在の社会や経済環境が予測困難な状況に直面しているという時代認識を表した用語として知られています。
このVUCAの時代にあって、今本当に求められているのは「前例にとらわれ考えることを放棄すること」ではなく、「前例のないところで考える力だ」と言われています。何をするにも「自分で考えること」が大切になっているのです。
丸山は「グライダーパイロットに求められるスキルは、まさにこのVUCAの空を飛ぶ能力にある」と言い切ります。空には一度として同じ状況などなく、飛び方の 「答え」も毎回違ってきます。目の前で変化する状況に対処し続け、その中で最善の道を選び、前へ前へと進まねばなりません。
もちろん、「場周」や「曳航」など、グライダーのライセンスを取るまでの訓練にはちゃんと答え(型)が用意されています。でもそこから先、より高く、より遠くへ飛び、より楽しいクロスカントリーフライトを行おうと思ったら、自分の頭で考え、判断することが大切になります。その際、人に答えを求めてばかりいては上達は難しくなります。そして、その先にある「世界レベルの競技会で競い合う」というスキルに関して言えば、日本ではもはや限られた人しか持ち合わせていない、というのが現状です。

なぜ世界大会へ参加するのか?
グライダーは競技会が全て、ではありません。でも、同条件下でライバルと切磋琢磨する中で得られる 「気づき」 はグライダースポーツの発展に計り知れない恩恵をもたらします。ほかの人より1秒でも早いスピードを競う現場では、変わり行く天候への予測能力はもちろん、上昇気流の取捨選択からコース取り、クルーズスピードに到るまで全ての判断を瞬時に、そして最適にコントロールしていく必要があります。次々に変化する予測不可能な世界の中で、今できることに集中し、ありとあらゆる知見と情報を総動員して飛ばなければならないのです。そしてさらに、フィジカルな鍛錬から「前へ進む」意志力までもが強く要求されます。それは、究極に効率化されたクロスカントリーフライトと言っていいでしょう。
複雑で、曖昧で、常に変化する不確実な空を自分の判断で飛ぶチカラ。その能力レベルを他人と比較する中で順位としてわかりやすく教えてくれる場、それが競技会なのです。
そこで得られる最新の知見や、そこで飛ぶために行った対策や練習方法、そして海外遠征の方法そのものや各国のパイロットと交流する中で得られた情報などを、自らがその中に身を置くことで学んで行きたい。そして日本の空を飛ぶ若者のためにフィードバックしていきたい。フィードバックすることで日本のグライディングの飛び方、飛ぶ事への考え方を世界にあわせていけるように、操縦教育にイノベーションを起こしたい!と丸山は考えています。
世界選手権への参戦に際し、現地のグランドクルーとして今回も市岡拓也さん(NPO法人学生航空連盟)にご協力を依頼しました。
見ているあいだに自ら学び、ヒントを与えるとわからないことはすぐ調べ、学んで吸収し、自分なりの判断をし、実際に安全に行動に移すことができる30代の優秀なパイロットです。丸山はその姿に「VUCA(ブーカ)の空」を自らの力で飛び続ける可能性を感じ、2018年大会から毎年クルー支援をお願いして、今回で6回目の帯同になります。地上からのサポート力も年々高まり、その重要さをパイロットもクルーも感じています。
チームメイトが、世界トップのアスリートがひしめく現場を目の当たりにするインパクトは計り知れません。この経験によって彼ら自身の中で化学反応が起こり、今後の活動にさらなるエッセンスが加わっていくことを願ってやみません。
世界選手権に向けた準備状況
前回の2022年世界選手権では、2019年から飛び始めたJS3に体が馴染みはじめてきたところでした。均一な飛びやすいコンディションの日はパフォーマンスが出せるようになってきましたが、空域違反の失敗があり、総合でのパフォーマンスにつなげることが出来ませんでした。2023年から2025年の3年間は、JS3のさらなる乗りこなしと、2週間大会で不安定なコンディションの日も安定したパフォーマンスを出し続けられることを目標として設定し、「慌てず、焦らず、諦めず」をモットーにチームでのパフォーマンスを2週間維持することの試行錯誤を重ねてきました。結果、2024年シーズンは5月連休にハンガリーでのAlfold Cupでは初めての海外大会優勝、2025年シーズンは、Alfold Cupで4位、8月のハンガリーでのヨーロッパ選手権は19位相当、得点率86%となり、これまで結果をまとめられずにいた2週間大会でも徐々に結果が出るようになってきました。
2026年シーズンは3月からの板倉滑空場での練習の後、4月下旬にハンガリーの競技会に参加、1週間を挟んで5月中旬からポーランドに移動して世界選手権に参加する予定です。
世界選手権も「慌てず、焦らず、諦めず」で臨みたいと思います。

グライダー世界選手権とは?
ここで、グライダー世界選手権とはどんな大会なのか、どのくらいの国とパイロットが集まって何を競うのか、簡単にご説明いたしましょう。
第40回グライダー世界選手権大会について
■大会ホームページ
■開催場所: ポーランド共和国 ルードニキ飛行場(チェンストホヴァ市) 首都ポーランドから南に200km、車で2.5時間程度
■大会期間: 5月16日 〜 5月30日(15日間)
■参加国数: 26か国
■参加人数: 80機 96人
■開催クラス: オープンクラス、20mクラス、18mクラス
■参加クラス、使用グライダー: 18m クラス、JS3 D-KSTM “AX”

TEAM MARU 世界選手権現地チーム体制
■遠征期間: 5月9日 〜 6月1日(24日間)
5/9 日本出発
5/10~5/15 練習期間
5/16 開会式
5/17~5/29 競技期間
5/30 閉会式
6/01 日本帰国
■遠征人数: 3名
チームリーダー 赤石 京子
パイロット 丸山 毅 日本グライダークラブ
クルー 市岡 拓也 NPO法人学生航空連盟
■必要経費: 合計 ¥4,615,000
| 科目 | 2026予算 | 備考(1Euro=185円) |
| 往復航空券 | ¥1,020,000 | 3名、空港往復、移動宿泊 |
| 滞在費 | ¥440,000 | レンタルハウス1部屋 |
| グライダーレンタル | ¥1,210,000 | 22日 |
| 曳航料・テント設置費用 | ¥280,000 | 15曳航想定、現地テント設置費用 |
| エントリー費用 | ¥185,000 | 1000ユーロ |
| レンタカー | ¥510,000 | 2台、ガソリン340L 保険追加 |
| 食費 | ¥270,000 | 自炊 |
| その他機材 | ¥700,000 | SWサブスク、SIM、Oudie N、サングラス、テント、アンテナ、ステッカー、返礼品 |
| チームマネージャー費用 | ¥0 | 佐志田さん個人負担 |
| 合計 | ¥4,615,000 |
1回の遠征でかなりの費用がかかることがお分かりいただけると思います。
実は日本代表といっても国や協会からの支援があるわけではなく、実際に費用を捻出しているのはパイロットの丸山です。現地への慣熟やトレーニングも含め、遠征費用が大きな負担になっているのも事実なのです。
「ワクワクすること」が大切
とはいえ、本人はこれらの費用を義務感で捻出しているわけではありません。やはり、世界選手権に出場すること自体が楽しいのだそうです。想像するだけで心が躍り、「この年齢でこれだけワクワクできることは他にない」からこそ出場しています。
では、なぜワクワクするのか?
それはズバリ 「無知の知」 を知ることにあると言います。
「今まで見えなかったものが見える!」
「できなかったことができるようになる!」
人生においてこれほど楽しいことはなく、体力が続く限りチャレンジしていきたい! と彼は言います。
彼自身は、決して生まれ持ってのアスリート、というわけではありません。学生時代の上達は 「並み」 より遅かったですし、緊張しやすいです。そして 「迷い」や「恐れ」、「逡巡」や「後悔」といった誰もが普通に持っている感情と日々戦っています。そして何よりも彼自身、自分の頭が固く、前例にとらわれやすく、チャレンジすること自体が苦手であること自覚しています。
でもだからこそ競技会に集中し、素の自分をさらすことで、今の自分を知り、未来の自分を高める作業にワクワクするのだ、といいます。そしてこの楽しさを、日本の若手にぜひ味わって欲しい!できることならサポートしてあげたい!と彼は願っています。
実のところ、世界選手権のことなど何も知らなかった丸山が欧州へ何度も遠征する中で得てきた知見、そして築き上げてきたコネクションは膨大です。その経験と資産を、彼は後に続く日本のグライダーパイロットに残そうとしています。

実務的な遠征の方法も継承したい
例えば機体の貸し借りひとつとっても、それはお金を積めばいい、という話ではないといいます。ヨーロッパはやはりファミリーの文化で、大切な趣味の道具をどこの誰とも分からない東洋人においそれとは貸してくれません。でも幾度ものヨーロッパ遠征を経て、彼自身が積み上げてきた認知度と信用によって、今では「丸山ならいいよ、貸してあげる」というパイロットが多く見られるようになってきています。それはこの先、国内の若手パイロットが遠征する際の道筋にもなり得るでしょう。「丸山の紹介ならいいよ!」とすんなり借りられる可能性も高いのです。
こういった海外遠征の経験や現地事情、そして文化すらも若手に継承していって欲しい、と願っています。
いかがだったでしょうか。今回は広く皆様からのご寄付を募り、世界選手権へ費用の一部として使用させていただくことにいたしましたが、私達 TEAM MARU は「勝利」「普及」「育成」という3つの目標に対し、これまで通り変わらぬスタンスで取り組み、チーム一丸となって世界選手権に参戦して参ります。大会期間中はホームページやSNSを通じて現地の情報を可能な限り迅速にお伝えする予定です。そしてより多くの方々にこの大会の魅力をお届けして参りたいと考えております。
チームにとって何よりも嬉しいことは、皆様からいただく応援メッセージの数々です。パイロットの丸山も、時間差こそあれ、全てに目を通し、必要あればご返信させていただいております。チーム一丸となって戦って参りますので、どうかご支援ご鞭撻のほど、よろしくお願い申しあげます。
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■パラレルジャーナル様「やりたいことがあれば挑戦すべき!―世界大会出場のサラリーマン・グライダーパイロットが実践する仕事と夢の両立」 (パイロットインタビュー記事)
寄付への御礼のご案内
■5,000円の寄付
- パイロット丸山からの御礼メール
- 大会期間中の限定メールマガジン配布
■10,000円の寄付
- パイロット丸山からの御礼メール
- 大会期間中の限定メールマガジン配布
- TEAM MARU オリジナルステッカー 2026バージョン
- 秋に開催予定の報告会へのご招待
■30,000円の寄付
- パイロット丸山からの御礼メール
- 大会期間中の限定メールマガジン配布
- TEAM MARU オリジナルステッカー 2026バージョン
- 秋に開催予定の報告会へのご招待
- 大会現地で入手可能なオリジナルグッズ ※現地状況により変更の可能性もございます
■任意の額の寄付も受けつけております。
- 別途ご相談ください
TEAM MARUの活動にご賛同戴ける皆様は下記フォームからお申し込みの上、
2026年第40回グライダー世界選手権参加支援事業募集特定寄付金申込フォーム
リンク先 https://forms.gle/8ucFEBavHNY5KHwo8
下記口座宛にお振り込み戴けますと幸いです。
振込先
みずほ銀行 新橋支店(普)1027085
(社)日本グライダークラブ
当クラブは公益法人の税額控除対象法人の認定を受けており、ご寄付には税の減免処置が適用されます。
具体的には( 寄付金額※1 - 2,000円)の40%が税額控除額となります。※2
※1 算出時の年間の寄付金額は「同年の総所得金額等の40%」を限度額とする。
※2 税額控除額は「その年の所得税額の25%」を限度額とする。
皆様の寄付をお待ちしています!

